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ボールを置くことにしました

去年の9月10日、ブルペンでの投球中に右手首に痛みが走りました。高知でレントゲンやMRIを撮った結果、腱鞘炎だとわかりました。

アメリカでセカンドオピニオンをもらいたいと思い、手首の専門医に見てもらったところ、腱鞘炎に加えて神経も炎症しているので、投薬治療を行い、効果がなければ患部に直接注射をする、ということになりました。ここまでは前回のブログに書いたとおりです。

その後、サードオピニオンとしてドクター・ジョーブの病院でいろいろと相談し、MRIとレントゲンを撮りました。結果、二つの選択肢が提案されました。一つは手術を行い、手首の辺りからヒジに向かって20センチほど切り開いて、腱と腱が交差するあたりを調べて、無理やり炎症をとるというものです。

もう一つはリハビリをやってみては、とのことでした。僕にとっては大いに結構でしたが、期間を設定できない、すなわち無期限とのことでした。

そうなるとこの二つ目の選択肢は、自分にとっては難しいものになります。普通リハビリというものは、専門家の下である程度の期間を定めて行うものです。それが無期限となると、いつか良くなるかもしれないという漠然とした期待だけで取り組むことになります。一度引退した自分としては、このような選択をすることは考えられません。

その一方で手術で炎症をとるというのも考え物でした。アスリート全般に言えることですが、アスリートにとって炎症は付き物です。炎症への対処で考えられるのは、まず第一に食事や栄養によって炎症が起こりにくい体を作ること。しかしそれでも炎症が起こってしまったら、投薬により取り除くのが次の段階です。さらにそれでも取れないなら患部に直接手を施して取り除きます。それでもダメなら手術です。つまり手術は四段階目の手段ということになります。

先にも述べたとおり、アスリートに炎症は付き物ですから、手術をしなければ炎症をとることができない、というのでは、逆に炎症が起こるたびに手術をしなければならないという状況も考えられます。これはアスリートとして致命的です。

2回目の現役復帰を果たせたことで、大変多くの方々から励ましの言葉をいただきました。現役に戻ることができたことは、自分にとって大変嬉しいことでした。このようなトライをするような気にさせてくれた方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし今回、アスリートとして、「老い」というものが現実に迫った、と受け止めるしかないと思っています。よって、今回はボールを置いて、第二の人生を考えて行きたいと思っています。

去年から僕の現役復帰を励ましてくれた皆さんの言葉は、ブランクを超えてマウンドに登るための勇気を与えてくれました。本当に感謝しています。

今後、別の形で野球界に何らかの貢献をする機会に恵まれたなら、全精力をつぎ込んで前向きに取り組んで行きたいです。

40歳になって、ベースボールとは何か、野球とは何か、改めて見直す機会が多々あり、新たに気づいたこともたくさんありました。今後も野球という一つのスポーツを追及し、研究していく人間でありたいと思っています。

思えばNPBの二軍、一軍、メジャーリーグ傘下のルーキーリーグ、A、AA、AAA、そしてメジャーリーグ、プエルトリコのウィンターリーグ、アメリカの独立リーグ、日本の独立リーグと、これだけ多くの組織に所属させてもらい、多くのユニフォームを着させてもらいました。僕にボールを握る機会を与えてくれた人々には本当に感謝しています。改めてこの場を借りてお礼を申し上げたいです。

これからもベースボールを、野球を、愛し続けます。

2010-01-18 16:58:33|投稿者:伊良部 秀輝
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ここは我慢

115日、医者の指示通りにまた病院へ行ってきました。

前回は薬を変えて投薬治療、ということでしたが、あまり状態が改善されていませんでした。

よって今度は直接患部に薬を注射して、炎症をとるということになりました。

これからまた3週間ほど様子を見ていきましょう、との診断でした。

 

前回は2週間、そして今回は3週間、経過観察をするということで、一向にボールを握ることができません。

 

この3週間様子を見て、良くなっていなければ、今度はMRIを撮って状況を見ましょう、ということになりました。

 

自分としては一日も早くボールを使った練習を再開したいと思っていますが、ここは我慢して、良い結果が出るよう、無理をせずに待つのがベストだと思っています。

2009-11-10 20:12:08|投稿者:伊良部 秀輝
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専門医に診てもらいました

今月23日にホームドクターの紹介で手の専門医に診てもらいました。
9月10日に右手を痛めて約40日様子を見て、一向に良くなる気配がなかったためです。

この医師によると腱鞘炎なのは間違いないが、それだけではなく、神経の炎症も起こして
いる、との診断でした。

治す方法は投薬治療で、今までと違う薬を使って、1日3回、2週間ほど様子を見ることに
なりました。

その上で何らかの改善が見られなければ、造影剤を直接注射で投与し、どこが悪いのか
ピンポイントで探すということになるそうです。

専門の医師から診断結果が出たので、それに従って治していきたいと思っています。
非常に努力と忍耐が必要な時期ではありますが、がんばって取り組んでいきたいと思います。

2009-10-27 09:34:11|投稿者:伊良部 秀輝
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